【初版】サイボーグ009 石ノ森章太郎 秋田書店 講談社 5冊セット ワイド版 コミック 漫画 昭和レトロ
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【初版】サイボーグ009 石ノ森章太郎 秋田書店 講談社 5冊セット
怪物島編 2009年5月10日 初版発行 秋田書店
移民編 2009年6月10日 初版発行 秋田書店
ローレライの歌編 2009年7月10日 初版発行 秋田書店
海の底編 2009年9月10日 初版発行 秋田書店
地下帝国ヨミ編 2009年7月29日 第1刷発行 講談社
全5冊セット
『サイボーグ009』(サイボーグ ゼロゼロナイン)は、石ノ森章太郎による日本のSF漫画。
1964年7月19日の『週刊少年キング』にて連載開始。その後、『週刊少年マガジン』、『月刊少年ジャンプ』、『COM』、『週刊少年サンデー』、『マンガ少年』、『少年ビッグコミック』、『SFアニメディア』など、複数の出版社、複数の雑誌で連載された。2012年10月時点で累計発行部数は1000万部を突破している。
『仮面ライダー』と並ぶ石ノ森の代表作。
それぞれ特殊能力を持つ9人のサイボーグ戦士の活躍や日常を描く長・中・短編の作品群からなる。
ただし完結編にあたるシリーズの完成前に作者が死去したため、作者自身による漫画作品は未完に終わっている。
当時の石ノ森(当時のペンネームは石森章太郎)は、上京しマンガ家生活を送っていたもののスランプに陥り、3か月間の世界一周旅行ののちに本作を執筆。
旅行のため出版社から200万円の借金をしており、そのためにやむなく描き出したものである。
それまでのマニアックな作品でなくもっと一般読者を対象にエンターテインメントに徹しようとした初の作品が本作だった。
石ノ森自身はこれを「まんが家としての(プロ意識を持って描いた)第一作」と表している。
石ノ森の本作に対する思い入れは相当強く、仮面ライダーシリーズなどでは作画を他人に任せたことが多いのに対し、本作は雑誌掲載作品のほとんどを自ら描いている。
ただし例外として、映画『サイボーグ009超銀河伝説』のコミカライズ作品にシュガー佐藤や桜多吾作などの作画によるものが存在する。
石ノ森作品に多く見られる「力を授けた者(=親・同族)を裏切り、その野望に対し唯一対抗し得る存在として孤独な戦いを続ける」というテーマを持つ。
1960年代の米ソ東西冷戦が背景になり、ベトナム戦争を舞台にするなど反戦色のあるテーマが色濃く出ているのが特徴である。それらと並び、世界各地の神話や古代文明に題材をとったシリーズ、人種問題や異文化同士の軋轢、文明社会の抱える問題について考えさせられるエピソードも多い。
主人公たちが出会った人々の内面の葛藤や、人間と機械の狭間での悩みなどもテーマとして取り上げられるが、基本的には石ノ森作品に共通する、正義を守るヒーローの姿に哲学的な重みを持たせたシリーズである。
サイボーグという題材は、石ノ森が海外旅行の際に見た雑誌『LIFE』に掲載されたサイボーグの特集に触発されたものである。
執筆が石ノ森が世界旅行をした直後ということもあって、9人の戦士の出身国は世界の国々となった。
9人という人数設定は、野球の“ナイン”から構想を得たもので、制作ノートで、それぞれ該当のポジションを当てキャラクター像を練っていた。
初出の1960年代から断続的に50年以上メディア展開されており、掲載誌やメディアの事情、石ノ森自身の構想の変更、時代や社会の変化などによって、設定について多くの揺らぎが存在している。
状態 良
天、小口、地にヤケが見受けられますが、当時品としては美品です。
本書は支障なく通読でき状態よく綺麗です。
クリーニングしてあります。
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