茂三は御本七作のひとりで、特徴は見込みの鶴刷毛と呼ばれる刷毛目や高台内の渦など作風が一定していることで知られていますが、約束に当てはまらずとも作調を共にする作品で茂三と呼ばれているものも少なくありません。
この茶碗も総体に薄作で土もきめ細かく堅く焼締まり、見込みの渦彫りなど作調を共にしており、茂三と書かれた共に伝世したと思われる時代箱に納まっていることから正規の茂三茶碗とみて間違いないでしょう。
高い高台に赤上がりで、祭器を思わす優美な茶碗です。
高台に製作時のロクロ切れはありますが、無傷です。
どうぞよろしくお願いいたします。
李朝中期(17世紀)
サイズ 口径:13,6~14,1センチ 高さ:9,8センチ
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商品名稱 : | 御本茂三茶碗(李朝中期)~17世紀 |
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