山野草(自家栽培) タコノアシ(種子30粒・第四種郵便送料73円)
タコノアシ(蛸の足) 大きさ・生活型:40~70センチの多年草
タコノアシ科タコノアシ属 花:8~9月 実:9~11月
ヤフオクの改定によって、2022年9月29日以降は「植物の絶滅危惧種および準絶滅危惧種」の出品が
出来なくなり、タコノアシはそれに該当するので、今回が最後の出品になります。タコノアシは本
州~九州に分布し、湿った草原や河川敷や休耕田などに自生します。茎の上部で数本の花序が放射
状に出て、花序の枝に多数の花が咲く姿が吸盤のついた蛸の足に似ていて、秋には紅葉してゆで蛸
のように赤くなるのでこの変わった名があります。かつてはユキノシタ科やベンケイソウ科、また
はアリノトウグサ科に近いと紹介している図鑑もあったようですが、最近ようやく独立したタコノ
アシ科に分類するとの説で落ち着いたようです。生育地の減少によって数が減ってきていて、環境
省のレッドリストでは準絶滅危惧に登録されています。当地(青森県津軽地方)でも自生地は少なく
て、以前は川の岸辺や湿地、休耕田などで少し見られた場所もありましたが、毎年安定して見られ
る場所が年々減っているので、自生地で採取した種子で自家栽培しています。写真1はかつて自生地
(青森県津軽地方)で見られたタコノアシの様子、2が実生鉢植の様子、3と4が庭での栽培品の様子、
5が種の見本でほこりのように微細な種30粒をつぶれないように紙箱で保護して第四種郵便で送りま
す。山野草の性質上、取り置きはできないことと、必ず発芽するとの約束はできないことをあらか
じめご了承願います。
※この種は最近庭の栽培品から採取しました。タコノアシは秋まきでも春まきでもどちらでもいい
です。秋にまくと約2か月で発芽することもありますが、地域によっては翌春になることもあります。
鉢にまく場合は覆土をしないで腰水で管理すると、発芽率がいいようです。順調に育った苗は9月頃
に開花しますが、1年遅れることもあります。タコノアシの詳しい実生方法解説資料(本のコピー)を
同封しますので参考にしてください。
※複数の品を落札された場合は、終了後にヤフーから案内の「まとめて取引をはじめる」ボタンを
クリックしてください。折り返し同梱分の送料(軽い種でしたら送料73円で5品くらいは同梱可能)を
お知らせし、午前8時頃までにご入金が確認できましたらその日に発送します。平常は3~4日で到着
しますが、あいだに郵便配達が休みの祝土日が入るとその分延びます。
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