倉敷刀剣美術館鑑定書 |
南北朝時代 延文頃 約660年前 |
古刀上作 福岡昭和26年3月大名登録 薫山鞘書 |
地沸厚くつき精良で美しい地鉄にのたれ小足入る豪壮刀 |
刀 無銘 来国長 |
法量 | 説明 | |
長さ 反り 元幅 先幅 元重 鎬厚 先重 鋒長 茎長 重量 |
75.3cm 1.3cm 3.2cm 2.3cm 0.79cm 0.82cm 0.60cm 4.2cm 23.3cm 931g |
鎬造、庵棟、身幅広く、重ね厚く、中鋒延びる。鍛は、小杢目肌つみ、杢目肌交じり、地沸厚くつき、地景頻りに入り、映り立ち、鉄明るく冴える。刃紋はのたれに、小互の目交じり、小足・葉よく入り、小沸よくつき、沸筋・砂流し掛り、匂口明るい。帽子、直ぐに小丸。茎は、大磨上、先切、鑢目勝手下り、目釘孔三。ハバキは、金色絵一重。 来国長は、来国俊の門人で、国俊の弟来国末の小と伝え、鎌倉末期から南北朝期にわたる山城伝の代表工で、後に京から摂津中島に移住したことから中島来と呼称される。その作風は、来国光に近似するものであり、古来本阿弥家では、来国光に似てやや及ばない感のあるものを国長としている。この刀は、身幅広く、鋒延びごころの堂々とした南北朝時代延文貞治の姿を呈し、磨上げてなお重量も930g以上ある豪壮刀で、地沸厚くつき、地景頻りに入る精良な地鉄に、のたれに小互の目交じり、小足・葉が入り、地刃冴えた優品である。 |
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商品名稱 : | 倉敷刀剣美術館鑑定書 来国長 福岡大名登録 寒山鞘書 地沸厚くつき精良で美しい地鉄にのたれ小足入る豪壮刀 二尺四寸九分 |
備註 : | |