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マリオ・ガッダ Mario Gadda Mantova 1983年 製作証明付き
■商品説明
Mario Gadda(1931年-2008年)は、マントヴァ派モダンイタリー最後の巨匠として知られ、最後の正統なマントヴァスクールの後継者として活躍しました。父Gaetano GaddaはStefano Scarampella(ステファノ・スカランペラ)が生涯雇った唯一の弟子であり、その継承者でもありました。Mario Gadda自身は少年時代の1947年頃より父の工房で弟子入りし修行を開始しています。その中で遺憾なく才能を発揮し、多数のコンクールで高く評価され、彼は400本を超える弦楽器を製作し、国外でも人気を得ています。
国内の楽器店では500万円程度で取引され、一流のプロ奏者も使用するなど極めて人気のある製作家です。
今回出品の楽器は、このようなMario Gaddaの製作証明付きの楽器です。1983年にMario Gaddaによって、父Gaetanoから脈々と受け継がれるStefano Scarampellaのモデルを使用して製作されております。楽器外部(ボタンとエンドピン付近)や内部(ラベル上部と下部、ネックブロック、表板)にしっかりと焼印が施されております。美しい杢の2枚板を使用した本作は、彼の入魂の作品であることが伺えます。製作証明書にもスタンプが押されております。
ラベルには、
ANNO 1983
Mario Gadda
Face in Mantova
Modello Stefano Scarampella
と記載されています。
各寸法は、
BL: 354 mm
UB: 164 mm
CB: 112 mm
LB: 209 mm
となっております。これは製作証明書の寸法と一致します。
あご当て込みの重量は476gです(キッチン秤による計測)。
このバイオリンは、イタリア在住の旧知のディーラーから購入した楽器です。彼は生前のMario Gaddaとも交流があったそうで、何本ものMario Gadda本人と父Gaetanoの楽器を保有していました。その中から数本購入させていただいた内の1本です。
主観的な判断ですが、この楽器は鳴りの良い、大きな音量と同時につややかな音色を兼ね合わせた極めて高いポテンシャルを持った楽器であるといえます。各弦のつながりもよく、低音は味わい深く、高音はきらびやかに響きます。演奏していて非常に気持ちの良い楽器です。ホールで演奏すればいっそう際立った美しい音楽を奏でてくれることと思います。ホールにおける遠鳴りもしますし、プロユースにも耐えられる実力を持った楽器だと思います。現在はよく合う弦としてオブリガートを選択しています。このようなテンションの高い弦でしっかりと楽器を鳴らしきることができるハイパフォーマンスな楽器です。
楽器の健康状態は概ね問題ないように思われます。出品に際しまして弦楽器工房で見ていただきました。その際にネックブロックと表板内側の焼印を確認していただきました(写真は本ページで掲載しています)。また、楽器の健康状態に特段の問題はないとのコメントをもらっております。
個人間取引及びネットオークションの特性上、ノークレーム・ノーリターン賣家不提供退貨賠償等責任 をご理解の上、入札、落札を重ねてお願いいたします。楽器は現状を優先いたします。画像で判断頂き、後の調整やメンテナンス等は落札者様で対応頂きたく存じます。郵送でのお渡しになりますので、その過程で魂柱が倒れることもあるかと思います。その際にも落札者様でご対応願います。
発送はディーラーが国際請注意日本當地運費,確認後再進行下標。 輸送でも使う箱を用いて、さらにダンボールで梱包した後にゆうパック元払いを予定しております。
当方による過失以外はノーリターンの上、終了後2日以内のご連絡、5日以内のご入金をお約束できる方のみご入札願います。厳守できない場合は落札者都合の削除とさせていただきます。
終了後、取引ナビにて落札通知いたします。
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(2022年 7月 9日 10時 24分 追加) 誠に勝手ながら、評価の少ない方、評価の悪い方、キャンセル歴のある方は当方の判断で入札を削除したり、質問の回答を留保する場合があります。いたずら入札やトラブルの防止のためですのでご理解をお願い致します。 >