倉敷刀剣美術館鑑定書 |
南北朝中期 約650年前 |
正宗十哲 |
身幅3.5cm 映り立ち皆焼華やかに乱れ金筋掛る傑作 |
刀 無銘 長谷部 |
法量 | 説明 | |
長さ 反り 元幅 先幅 元重 鎬厚 先重 鋒長 茎長 重量 |
75.4cm 1.1cm 3.5cm 2.7cm 0.77cm 0.86cm 0.63cm 7.2cm 21.3cm 858g |
鎬造、庵棟、身幅広く、反りやや浅く、大鋒。鍛は、板目肌に、杢目交じり、地沸厚くつき、映り立つ。刃紋は、互の目乱れに、湯走り・飛焼きなど頻りに掛り、皆焼となり、足・葉よく入り、小沸深くよくつき、匂口明るい。帽子は、乱れ込み小丸。茎は、磨上、先栗尻、鑢目勝手下り、目釘孔二。ハバキは、銀着一重。 長谷部国重は、新籐五国光の子と伝え、正宗十哲の一人に上げられる名工で、織田信長が無礼を働いた茶坊主を圧切にしたという「国宝のへし切長谷部」が有名である。短刀、脇指の作例は多いが、太刀は稀有である。この刀は、身幅3.5cmもあり、鋒大きく延びる豪壮な太刀で、板目肌に杢目交じり、総体につみ、地沸が厚くつき映り立つ地鉄に、互の目乱れに、湯走り・飛焼きなど掛り、華やかな皆焼を形成し、足よく入り、沸深くよくつき、金筋・沸筋・砂流し掛り、匂口明るい傑作である。古研ぎ。 |
茶蝋色塗拵[江戸時代] |
法量 | 説明 | |
長さ 反り |
103.8cm 4.3cm |
鐔 鉄地雲竜図、 縁頭 鉄地桐紋散。 目貫 赤銅地雨竜図。 |
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注意事項 |
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商品名稱 : | 倉敷刀剣美術館鑑定書 長谷部 国重 正宗十哲 南北朝中期 身幅3.5cm 映り立ち皆焼華やかに乱れ金筋掛る傑作 二尺四寸九分 |
備註 : | |