超希少な逸品 1950年代 ビンテージ 漆エボナイト万年筆 「玉虫塗」 レバーフィラー式 ペン先:EF(極細) Made in JAPAN 日本製 レストア 終戦を迎えた70年程前、かつて日本の下町などでたくさんのセルロイド工場や 加工場があった時代・・ そういった工房で凄腕の職人さんが、ハンドメイドで仕上げた万年筆。 今回ご紹介するのは、そんな過去の貴重なエボナイト万年筆をレストアしたものです。 職人さんの工房で保管されていた数少ない万年筆を、彼の手によって 少しずつレストアしていただきながら、そしてその手法を教えていただきながら 出来上がったもの、譲ってもらったものです。 約半世紀の間、大事に保管されていたとしても、メンテナンスは必要なコンディションでした。 その為、その職人の指導の下、ひとつひとつ古い部品を取り換え、ニブの調整をするなど、 メンテンナンスを行った1本になります。 <レストアを行うにあたり…> パーツが手作りなので、一つ一つ適したものを合わせていきます。 ペン先を選びます。ペン芯とペン先がマッチしないと書けません。 当時のペン先は、適合させて温度をかけて、緩めたり固定したりする必要があります。 かける状態にするまで多くの手がかかりますが、職人さんが作ったペン先、そのしなりや 書き心地は現在の市販の万年筆では味わうことができません。 ペン先の本当の魅力を引き出すのが職人の技です。 インクの吸入は「レバーフィラー式」。 レバーを手前に引くと、中にある板金がゴムチューブを圧迫し、その復元力でインクを 吸入する仕組みとなっています。現在ではコンバーター式が主流になっていますが、 実はこのレバーフィラー式がインク吸入方式の中で最も使いやすい方法なのです。 <エボナイトの魅力> 素材はエボナイト、 確認してみると、このペンに施されているのは玉虫塗という漆芸の一種。 元々は海外の嗜好を取り入れるための技法として開発されたもので、通常の漆塗りと異なり、 先に銀粉を撒いた上から染料を加えた透明な漆を塗り上げることで、角度によって 微細な色の違いが生まれるのだそうです。玉虫塗の由来は、このタマムシの羽に似ていること から名づけられました。 70年以上の時間を経過してよみがえった万年筆は、 半世紀以上という長い歳月と職人さんの万年筆への情熱、彼らの「魂」・「分身」 そんな言葉で表現できるのではないでしょうか。だからこそ、この万年筆と その職人さんの想いを知っていただいたうえで ご購入いただけたらと願います。 ビンテージ万年筆の魅力は、時代を反映した独特なデザイン、現在では入手困難な素材。 そして、時間の経過とともに増すビンテージの風合いではないでしょうか。 使い込む程手に馴染み、愛着が湧いてくる楽しさは、ビンテージ万年筆でしか味わうことができません。 貴重なビンテージ万年筆との出会いも一期一会です。 是非ご覧ください。 ************************************************************************* <詳細>希少 漆エボナイト 万年筆 玉虫塗 ボルドー レバーフィラー式 個数 :1本 ニブ :スチール(日本製) サイズ:EF(極細)程度 材質 :エボナイト 漆(玉虫塗) 機構 :レバーフィラー式 長さ :約120mm 太さ :約10.7mm /12.3mm(キャップ) 重さ :約11g 付属品:発送用紙ケース ※生産から数十年という時間が経過しているため、 本体に細かな擦り傷や金属部などに僅かな剥げや錆などの経年変化が見られます。 またリング部分に僅かな玉虫塗の塗装の付着もございます。 筆記には問題はございませんが、ビンテージ品の特性として ご理解の上、ご入札をお願いいたします。 ※モニターの環境により、画像と実物の色合いが若干異なる場合がございます。 予めご理解・ご了承の上、ご購入お願い致します。 ************************************************************************ |
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商品名稱 : | ◆●ビンテージ 漆エボナイト万年筆 玉虫塗 伝統技術 漆塗り ボルドー 赤軸 昭和の時代 レバーフィラー式 EF極細 日本製 1円~ 調整済/M490 |
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