#Stephanie(vo)#Paul De Margerie Orchestra#1966年#加Capitol Records#モノラル盤#Jazz#Vocal#Chanson#Soft Rock#Gilles Peterson#オルガンバー#入手困難
コメディエンヌとしても活躍したと言うカナダ・ケベック州の女性歌手Stephanieが66年に残した唯一のアルバム。Gilles Petersonがプレイした事で認知されるきっかけとなったM.Legrand作のキラー・アフロキューバン”Avant le Jazz”を収録したマニア垂涎のカナダ産ジャジー・ソフロ傑作[Stephanie]の希少なオリジナル・モノラル盤の出品です。
たった一枚のアルバムのみのリリースで歌の世界からは姿を消した彼女の激レア盤。Renee ClaudeやIsabelle Pierre等のアルバムを手掛けた同ケベックのピアニストPaul De Margerieがアレンジ・オーケストラを担当。洒落たソフロ・ロックからキュートなボッサ、シネジャズを想わせるスウィングナンバー迄、全編通じて楽しめる一枚です。
Margerieの相棒的男性シンガーJean-Pierre Ferland作のナンバーをドラマチックに歌い上げた”N'Ouvre Pas”を皮切りに、切れ味鋭いホーンが炸裂する緩急自在のビートナンバー”Chanson Tiree Par Les Cheveux”、キュートなボッサチューン”Le Clou”、シネジャズを想わせる渋いナンバー”L'Homme A L'Oreille Coupee”、爪弾きアコギとエレガントなピアノを背にしたお洒落ソフロ”Pauvre Rutebeuf”、高速ジャズ・ワルツ”Rupture A Cinq Temps”も良い感じですが、何と言っても白眉はGilles Petersonがプレイした事でアルバム人気に火がついた、Michel Legrand作のキラー・アフロキューバン”Avant Le Jazz”が最高の出来映えです。