足付盥は寺院の修法で手を清めるための布薩盥として、また花器としても使用されていたものです。
この足付盥は猫足付の盥で、同形のものが茨城県の六地蔵寺では布薩盥として使用されています。
時代の特定は難しいのですが、時代を経た朱漆の色合いや古格のある肌など中世末から江戸初期頃と思います。
朱漆の部分的な塗り直しや経年の擦れや剥がれ、接合部の干割れなど時代の痛みはありますが、総じて良い状態です。
どうぞよろしくお願いいたします。
室町~江戸初期
サイズ 口径:34,2センチ 高さ:20,3センチ
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商品名稱 : | 根来足付盥(室町~江戸初期) |
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