【商品説明】
Nikon Iは1948年に発売されたニコン初の量産カメラで、日本ではニコンI型(総生産台数758台)と呼ばれています、画面サイズは24×32mm(通称日本判、ニコン判)でパーフォレーションは7個とやや変則的な画面サイズを採用しました。
しかし、すぐ当時日本を占領していたGHQからクレームが入り(コダックのマウント自動カッターでは変な場所を切るためマウントできない)、輸出禁止でした。
輸出問題を解決するために、ニコン工場はまだ販売されていない在庫のI型ボディを緊急改造し、フィルム送り量24 mm x 34 mmに改造し、同時に内部機械構造などを改良し、フィルムの装填や巻き上げ巻き戻しがスムーズになり、1/500秒の最高速シャッターもより正確になりました。
テスト用を含めてもわずか738台のうち、緊急改造したI型ボディ(後半)は約350台、非常に珍しくて、オークションに出ると数百万円は下らない大珍品です。