Live at Deer Creek Music Theater, Noblesville, Indiana, USA 29th May 1991 PRO-SHOT
メーカーインフォメーションより
まだイジー・ストラドリンも在籍していた“USE YOUR ILLUSION TOUR”初期の大代表プロショットです。本作に収められているのは「1991年5月29日ノーブルズビル公演」。当時はまだ『USE YOUR ILLUSION I&II』は完成していないタイミングだったのですが、すでにツアーは開始されていました。良い機会ですので、ちょっと時系列を整理してみましょう。
・1990年1月:『USE YOUR ILLUSION I&II』制作開始
・1990年2月:ディジー・リード加入
・1990年6月:スティーヴン脱退、マット・ソーラム加入
・1991年1月20日:ROCK IN RIO 2で新編成デビュー
・1991年5月:“USE YOUR ILLUSION TOUR”本格スタート ←★ココ★
・1991年8月3日:『USE YOUR ILLUSION I&II』完成
・1991年8月31日:北米&欧州レッグ終了、イジー脱退
・1991年9月17日:『USE YOUR ILLUSION I&II』発売
・1991年12月:“USE YOUR ILLUSION TOUR”再開
……と、このようになっています。本作が撮影された「5月29日」は、ツアー序盤、“ROCK IN RIO 2”から数えて9公演目にあたります。そんなショウを撮影したプロショットは、約2時間のフルショウを観られるとあり、当時から無数の既発タイトルを生み出してきた大定番でした。
本作もまた、その大定番映像を収録しているわけですが、クオリティは無数の既発群とはわけが違う。そもそも、この映像の大元は“クルーが盗み出した”と言われるビデオなのですが、本作はその大元ビデオからコピーされたデジタルマスターをDVD化したものなのです。
そんなクオリティに加え、本作は肝心のライヴそのものも素晴らしい。何よりもポイントなのは、アルバムに先駆けた新曲群。“ROCK IN RIO 2”の時点で「Double Talkin' Jive」「Civil War」「Knockin' On Heaven's Door」「Estranged」は演奏されていましたが、本作ではさらに「Right Next Door To Hell」「Bad Obsession」「Dust N' Bones」「14 Years」「Live And Let Die」「Perfect Crime」も披露。「November Rain」に至っては、この日が初演なのです。
まだリリースしていない新曲を自信たっぷりに演奏し、しかもそれが大ウケ。それがまた自信となってノリにノる。スラッシュのエモーショナルな演奏は最高ですし、「Dust N' Bones」「14 Years」で歌うイジーもカッコイイし、アクセルは終始にこやかで絶好調。走り回って観客と握手したかと思えば、終演時にも故郷インディアナ州へ感謝する「Goodnight and thank you homeland」のMCも聴かれます。
“やること総てが上手くいく”スパイラルで女神の微笑みパワー全開の126分間。大元ビデオの画質を最大限に再現するため、2枚のDVDに封じ込めました。怪物の魅力が最大限に炸裂した“USE YOUR ILLUSION TOUR”の最高傑作映像。
Disc 1
1. Right Next Door To Hell 2. Mr. Brownstone 3. Bad Obsession 4. Dust N' Bones 5. Double Talkin' Jive 6. Patience 7. Civil War 8. 14 Years 9. Live And Let Die 10. It's So Easy 11. Bass/Guitar Solo 12. Rocket Queen 13. November Rain
Disc 2
1. Knockin' On Heaven's Door 2. Perfect Crime 3. Estranged 4. Sweet Child O' Mine 5. Welcome To The Jungle 6. Paradise City
W. Axl Rose - Vocal Slash - Guitars Izzy Stradlin - Guitars Duff McKagan - Bass Matt Sorum - Drums Dizzy Reed - Keyboards
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 126min.